最近、iMacがものすごく熱くなって、内蔵ファンが暴走したようにものすごい音で回り続けることがよくあったのですが、いつも原因がよくわからないまま、このまま壊れちゃうんじゃないかな…と不安に思ったりしていました。
でも、最近になってようやく、iPhoneをMacにつないで充電していることが原因だということに気が付きました。
iMacの発熱と内蔵ファンの騒音の原因と対処方法
iMacが異常に発熱して内蔵ファンがフルで回り続けるような状況のときはCPUに過剰な負担がかかっている時が多いので、現在起動しているソフトの中でどのソフトがCPUを多く使用しているのかを調べて、そのソフトを終了したらMacが発熱や内蔵ファンの騒音が解消する場合があります。
ソフトのCPUの使用状況を知る方法
どのソフトがどれぐらいCPUを使っているのかを知るための方法は、Macに最初から付属しているアクテビティモニタというソフトを利用するのが一番簡単です。
アクテビティモニタは、Macのアプリケーションフォルダのユーティリティフォルダの中にあります。
このソフトを起動すると、現在立ち上がっているソフトのCPUの使用状況がモニタリングできます。
PTPCameraのCPUの使用率が異常に高い
私の場合は、iMacが異常に発熱して内蔵ファンが回りっぱなしになったとき、アクテビティモニタを起動してみたら、「PTPCamera」のCPUの使用率が99.8%になっていました。
PTPCameraというようなソフトは使ったこともなければ聞いたこともないので調べてみたら、iPhoneやカメラなどをつないで写真を取り込む役割をしているようです。
確かに充電のためにiPhoneをiMacにUSBでつないでいましたが、かなり前からiPhoneの写真がiMacに取り込めないという不具合が生じていたので、写真は取り込んでいませんでした。
それなのに、iPhoneをつないでいる間中ずっとPTPCameraが99.8%ものCPUを使って無駄に頑張り続けていたようです。
iPhoneをiMacから取り外すと、すぐに「PTPCamera」のCPUの使用率は下がってほぼゼロになりました。
その後しばらくiMacの内蔵ファンは回り続けていましたが、iMacの熱が下がってくると内蔵ファンは止まりました。
というわけで、私の場合は、iMacの発熱と内蔵ファンの騒音はiPhoneをつないだことによって「PTPCamera」が暴走し続けてCPUに負担をかけていたことが原因だったようです。
iMacが熱くなるときは不要なソフトをできるだけ終了させる
内蔵ファンが回るほどではなくても、Macが熱くあることがよくあります。
とくに夏場の暑い時期は、さわったら火傷しそうというぐらいiMacの上の部分が熱くなっているときがあります。
あんまり熱くなると内蔵のハードディスクが壊れちゃうんじゃないかと心配になってきます。
そういうときは、できるだけ不要なソフトを閉じたりウインドウを閉じたりして、CPUの負担を減らしてみて、それでも発熱が治まらないときはアクテビティモニタで何がCPUに負担をかけているのかを確認したほうがいいと思います。
終了したと思っていたソフトが実はまだ立ち上がったままになっていて意外とCPUを使っているというような場合があったり、使ってもいないソフトが勝手に暴走しているような場合もよくあります。
アクテビティモニタを活用してMacへの不要な負担を減らして、Macの発熱をできるだけ防ぎましょう。