胃カメラ体験記
胃が不調で2ヶ月で5キロ痩せ
ずっと胃の不調が続いていて、この2ヶ月間で5キロぐらい痩せちゃいました。
元々もかなり痩せていたので、もう、あばらくっきり。
胃の不調の原因は、朝寝たり昼寝たり夜寝たりというような超不規則な生活と、慢性的な寝不足と運動不足と、環境変化によるストレスだと思うのですが、6月頃に期間限定で発売されたハーゲンダッツのダークチェリーにはまっちゃって、ごっそり買い込んで深夜でも寝る直前でもおかまいなしに(まるで主食のように)食べるようになって、その頃から急に胃の調子が悪くなったような気がするので、アイスの食べ過ぎもよくなかったのかも。
夏に冷たいものを食べ過ぎると自律神経を乱すそうだし・・・。
市販の胃腸薬をあれこれ一通り飲んだけど効果がなく、おかゆと梅干し以外のものを食べるとものすごい胸焼けがするのでもう2ヶ月以上おかゆと梅干しの生活を送っているのですが、このままだと骨と皮だけになっちゃいそうなので、そろそろちゃんと治そうと思って、昨日ついに胃腸科の病院に行って胃カメラの検査をしてきちゃいました。
鼻から胃カメラ(鎮静剤併用)
口から入れる胃カメラと鼻から入れる胃カメラのどちらかを選べたので、比較的楽だという噂の鼻からのほうを選びました。
で、どんな感じだったかというと・・・
まずは、控え室で胃の中を綺麗にするお薬、とかいう薄いジュースのような液体を飲まされます。
コップに半分ぐらい入っていて、最初は苦なく飲めましたが、薬が底に沈んでいたのか底のほうがへんな味がして思わずオエッとなっちゃいました。
それでも看護婦さんがじーっと見ていたので、エヘヘと笑って、最後までがんばって飲みました。
次は鼻の中に血管を収縮させる薬をスプレーされます。
勢いよく鼻の奥までプシュプシュとスプレーされるのでかなり気持ち悪くて、プホプホプホ、とむせちゃいました。
次は麻酔薬を鼻から吸い込んで飲み込むのですが、これが結構難しい。
鼻水だとズルッと簡単に吸い込めちゃうのに、どういうわけか異物はなかなか吸い込めないのです。
一応、鼻水に似せた感じの柔らかいゼリー状になっているので、これは鼻水だ、と自分に言い聞かせて一生懸命吸い込みました。
最初はうまくできなかったけど、最後にはかなりうまくなってました☆
もうちょっと練習したら、鼻からおかゆが食べられたりするかも。(食べたくないけど)
次に、カメラを通りやすくするための準備として鼻に長いチューブを奥の方まで入れられます。麻酔が効いてるのだけど、それでも結構痛くてちょっと涙目。(TωT)
小学生の頃、何かの拍子に鉛筆が勢いよくずぼっと鼻の穴に入っちゃたときの痛い記憶が蘇りました。(そんなこと、ずっと忘れてたのに・・・)
カーテンで仕切っているだけの隣の検査室からは検査が終わった人の「すごく苦しかった」とか「鼻血が出てる~」というような声が聞こえてきて、ちょっとびびっちゃいました。(゜д゜;)
さて、私の番が来て、検査室へGO!!
まずは、胃の動きを止める筋肉注射を肩にうたれます。
筋肉注射って痛いからちょっと緊張・・・(・Θ・;)
ん?
んん?
あれれ??
ぜんぜん痛くないじょ☆(・∀・)
看護婦さんの腕がいいのかな??
と思ったけど、あとでじわーと痛くなってきました。
どうやら、私の神経が鈍かっただけのようです。(´・ω・`)
次に、焼き肉屋さんやレストランに行ったときにつけてもらうような紙のエプロンをつけてもらって台の上に横向きに寝て、鎮静剤の点滴を入れるための針を手首に刺してもらいます。
私は血管が細いので手首に点滴の針を入れるのが結構大変で、いつも3人ぐらいの看護婦さんが交代しながら根気よくトライして何回もあちこちに針を刺しまくられます。
なので、またチクチクあちこちに刺されちゃうんだろうな・・・と覚悟していたのすが、今回の看護婦さんはかなりベテラン風で、私の手首を見て「ん? んんん??」とかなり焦っているようだったけど、いきなり手首をバシバシと叩き始めました。
そうやると血管が出てくるのか、それとも単なるおまじないかは分かりませんが、かなり長い間手首をバシバシ叩かれたあと、なんとか1回で無事に針を入れてくれました。
お見事!!(*^▽^*)
そして、ここからが本番!!!
なのですが・・・
「検査を始めます」という声が聞こえた次の瞬間、「はい、終わりました」という声とともにお目覚め。
その間の記憶はほとんどなし。
これだったら、鼻からでも口からでもどっちでもよかったんじゃないかしら。(@_@)
胃カメラ検査の結果は…
目覚めたときは、プールで鼻に水が入っちゃったときみたいに鼻の奥がつーーんと痛くて(鼻血は出ませんでしたが)、胃も痛くて、前屈みにへぼへぼ歩いて控え室に戻って、リクライニングシートでぼーっと1時間ほど休みました。
それから診察室へ行って、胃の中の写真を見せてもらいながら結果を説明してもらいました。
食道はまったく綺麗。
十二指腸はほんのちょっとだけ炎症しているそうですが、治療の必要はないぐらいの軽い炎症だそうです。もしかしたら十二指腸ができていてそれが自然治癒したあとなのかもそれません、と先生は言っていました。
胃には4ミリほどのポリープがあったそうですが、良性なのでべつに治療する必要はないそうです。(一応組織を採ったので検査に出すそうですが・・・)
ピロリ菌もいなかったそうです。
というわけで、胃の内部はそれほど大した異常はないということで、とりあえずガスモチン錠とラニザック錠というお薬を処方してもらって様子をみることになりました。
鎮静剤が効きやすい体質なのか、病院を出た後もずっと眠くてまっすぐに歩けなくて、あっちへふらふら、こっちへふらふら。
それでも、せっかく時間が空いてるのでちょっと遊んで帰ろう、と思って、なななんと待ち合わせをしてカラオケに行っちゃいました。
しかし、眠くてまぶたがなかなか開かないので歌詞が見えないし、鼻の奥も痛いし、麻酔薬で喉がやられているのか声はしわがれているし(おかげでジャニスジョップリンがそれっぽく歌えた♪)、かなりヘロヘロな状態でした。
それでもめげずに5時間も歌いまくっちゃった☆(前日もなななんとカラオケに行って6時間歌いまくったところなのに・・・)
最後に、胃カメラの感想ですが、検査中はずっと寝ていただけだったので、あれならまたやってもいいかな、というぐらい楽でした。
でも私の前に検査した人は、すごく苦しかった、と言っていたので、鎮静剤の効き具合は人によって違うのかも。
胃の内部の写真もいただきました。
内臓って普段は自分では見えないからその存在をあんまり意識しないけど、写真を見ると身近に感じられるようになるもので、自分の胃の写真を見ながら、アイスクリームばっかり食べたから冷たかったよね、とか、バイキングとかに行ったとき無茶食いして無理矢理ぎゅーぎゅー伸ばしちゃったりしてごめんね、とか思っちゃいました。
これからは胃をいたわるぞ~!!(・ω・)/