関連する記事を表示するWordPressのプラグイン「YARPP」
WordPress(ワードプレス)の投稿記事の下に関連記事を表示するプラグイン「YARPP」(Yet Another Related Posts Plugin)を使ってみることにしました。
YARPPのインストール
WordPressの管理画面の左のバーのプラグインの新規追加のページで「YARPP」または「Yet Another Related Posts Plugin」と検索してインストールし、有効化するだけでOK★
YARPPの設定
WordPressの管理画面の左のバーの設定の中に「関連記事 (YARPP)」というページが追加されるので、そのページを開きます。
そのままではすべての設定の項目が表示されていないので、まず、右上の表示オプションをクリックして、チェックが入っていない項目のすべてにチェックを入れます。
これでYARPPのすべての機能の設定ができるようになります。
フィルター設定
関連記事として表示したくないカテゴリやタグにチェックを入れます。
古い記事は関連記事として表示したくない場合は、「過去●ヶ月間の記事だけを表示する」にチェックをして、任意の期間設定をします。
関連スコア設定
「表示する最低関連スコア」は、数字が大きくなるほど関連度が高いもののみを抜粋します。あまり数字を大きくすると関連記事が表示されない場合があるため、まず最初は1に設定して様子をみながら少しずつ最適な数字に変更していくほうがいいと思います。
その下は、関連記事を選ぶ際に何を元にするかを設定します。
この項目は、私の場合はどういうわけか、「タイトル」と「内容」の設定のためのプルダウンメニューの文字が薄いグレーになっていて選択できませんでした。(原因不明です。使用しているテーマとの相性がよくないのかもしれません)
幸い、記事の内容をタグで細かく分類していたので、「タグ」と「カテゴリー」のみの設定でも問題はありませんでした。
タグやカテゴリーを細かく設定していない場合は、「タイトル」と「内容」の設定ができないとかなり厳しいと思います。
表示設定ウェブサイト用
「自動的に関連記事を表示する」にチェックを入れると(デフォルトは入っています)、記事の一番下に関連記事が表示されます。
それ以外の場所に関連記事を入れたい場合は、関連記事を入れたい場所に
のタグを挿入します。<?php related_posts(); ?>
「関連記事数」は表示したい記事数を設定します。
「関連記事表示を囲むタグ」では、関連記事の見出しの文字の表示の仕方を設定できます。
ここに任意の文字を入れることで、『関連する記事』とか『関連するかもしれない記事』とか『こちらの記事もおすすめ』『こちらの記事もぜひ読んでね★』というような任意の見出しをつけることができます。
その見出しをh2をh3などにしたい場合は、h2をh3などの見出しのタグで囲みます。
関連記事のリストのそれぞれの記事の最初に数字(1,2,3,4…)を入れたい場合は「ol」、数字を入れたくない場合は「ul」のタグを使用します。
たとえば、見出しをh3にして『関連する記事』という文字を使用し、関連記事のリストのそれぞれの記事の最初には数字を入れたくない場合は、下記のように記載します。
「抜粋を表示」にチェックを入れると抜粋の文字が表示されます。
「表示順番」は通常はスコアの高い順でいいと思いますが、ニュースサイトのように新鮮さが重要視されるサイトの場合やできるだけ新しい記事を見てほしいという場合には「新しい日付順」がいいと思います。
「関連記事がない時のメッセージ」は、関連記事がない際には何も表示されないほうがいいと思うので、私は空白にしました。
RSS用の表示設定はウェブサイト用とほぼ同じです。